先制点は何%が勝利につながるのか — 9,443試合、時間帯別の逆転され率を検証する
先制チームの67.2%が勝利する一方、0-15分の早い先制点は16.7%が逆転され、76分以降だとわずか0.7%。「早く取ったほうが安全」という直感が、集計するとむしろ逆だった話。
「先制点は重要」「終盤はゴールが増える」「連戦だと勝てない」——観戦していると当たり前のように耳にする話を、実際に数えたらどうなるのか。StatSideNoteは、欧州5大リーグとJ1・J2の2022〜2025年、約1万試合分の試合データを自分で集計して、そうした通説をひとつずつ確かめている個人ブログ(運営者: SSN)です。集計スクリプトも記事も自分で書いています。結果予想や賭け事の判断材料としての利用は意図していません。
数千〜数万件規模の試合・得点データを自分で集計し、観戦でよく語られる話を検証したコラムです。対象範囲と集計方法は各記事に明記しています。
先制チームの67.2%が勝利する一方、0-15分の早い先制点は16.7%が逆転され、76分以降だとわずか0.7%。「早く取ったほうが安全」という直感が、集計するとむしろ逆だった話。
開幕5試合の順位と最終順位の相関係数は0.627。開幕好調の6割は最後まで上位に残りますが、2025-26のトッテナムとアストン・ヴィラのように真逆の結末を迎える例も珍しくありません。
10,181試合・27,701得点を5分刻みで集計。前半と後半の差、86-90分に得点が集中する理由まで、実況の定番フレーズを数字で確かめます。
2023〜2025年に昇格した18クラブの初年度成績を集計。生き残れたのは全体の3割、しかし2リーグの残留率は22%対44%と大きく開いていました。
全大会の日程から休養日数を算出し、単純比較と同一クラブ内比較の両方で検証。「疲労困憊」と語られる中3日以下の連戦が、実際に成績へ与えている影響を測りました。
「ホームは有利」という常識は今も有効なのか。ホーム勝率の長期推移、コロナ禍の無観客試合、移動距離や日程過密まで、複数の角度から検証します。
分析に使っている手法の解説と、データを持ち込むことで観戦がどう変わったかを書いたエッセイです。
サッカーのスコア分析で広く使われるポアソン分布。期待得点(λ)の算出方法から確率分布の読み方まで、当サイトで使っている計算手順を具体例とともに解説します。
現代サッカー分析のスタンダードであるxGの仕組み、算出方法、ポアソン分布との違い、実戦での読み方を解説します。
観戦をデータでより楽しむための、試合前・試合中・試合後の3つの習慣を紹介。今日から取り入れられる実用的なヒントです。
データを使って試合を見るようになって変わった観戦体験を、個人的な視点で振り返ります。スコア表だけでは見えない世界を、なぜデータが広げてくれるのか。
優勝争い、CL出場権、残留争いが同じ90分に並走する最終節。順位表のどこを見ると構図が掴めるのかを、2025-26シーズンを実例に整理します。
2026年6月〜7月に開催された北中米W杯の記事です。日本代表の4試合と決勝について、試合前に何を見ていたか、実際にどうだったかを振り返っています。大会は7月19日に終了しました。
決着は延長106分のフェラン・トーレス。だが本当に驚くべき数字は、アルゼンチンの総シュートがわずか2本(枠内0)だったことだ。マルティネスの11セーブ、退場と黄紙の乱発、メッシの120分――決勝を振り返る。
終了間際の失点に絡んだ田中碧に視線が集まる。でも一人の責任にするのは違う。鈴木彩艶の4セーブ、冨安と堂安のヴィニシウス封じ、上田と前田の奮闘――支配率31%で戦った各人を主観で。
佐野の先制から、カゼミーロの同点、90分のマルティネッリ。支配率69%のブラジルがなぜほとんどドリブルを見せなかったのか――ヒューストンの止まりがちなピッチと「久保がいれば」の問いから、日本のW杯を終えた一戦を振り返る。
引き分けでも突破が近い日本と、勝つしかないスウェーデン。立場は正反対だ。久保建英が先発から外れる見込みのなか、強力2トップを擁する相手に、日本は攻撃の創造性をどう埋めるのか。
オランダと2-2で引き分けた日本と、スウェーデンに1-5で大敗したチュニジア。正反対の立場で迎える第2節を、初戦プレビューの答え合わせも交えて運営者の視点で読み解く。
優勝候補オランダと2-2。前半0-0から後半に4ゴールが行き交う打ち合いで、日本は二度追いついて勝点1をつかんだ。「ロースコアの我慢比べ」と読んでいた自分の見立てを、答え合わせも含めて振り返る。
2026年大会は12グループ制で「3位の上位8チーム」もR32へ。勝点4が安全圏、勝点3でも首の皮一枚。初戦オランダ戦の結果別に、残り2戦に必要な成績を逆算する。
直近10戦で失点6、後半失点率0.20、アウェイ完封3試合。話題になりにくい守備の数字から、今の日本代表の輪郭を描く。三笘・南野不在の攻撃への影響も正直に考えた。